泣く理由

実家に帰ってきてます。
ただいま。

あのね。いろんなことが、あったんだ。
ひとりぐらしが始まってから、いろんなことが。
自分でご飯を作ったり、自分でちょくちょく洗濯したり。
誰も人のいない部屋に帰るのは、やっぱりちょっと、さみしいものだった。

あのね。いろんなことが、あったんだ。
いろんなことが、あったんだよ。
きっと、これからもあるんだよね。
きっときっと、そうなんだよね。


…ひとりぐらしの部屋で私は、何度泣いただろう。
ホームシックで、泣いたんじゃないの。

「好き」が届かなくて泣いた。
「好き」が実は思い違いだったことに泣いた。
「好き」にココロ動かされて泣いた。
自分のいい加減さに気づかされて泣いた。

それでも、私を「好き」と言ってくれる人がいることに、わんわん泣いた。







君が隣にいる朝。
ここ最近はほとんどそう。
同じ寮に住むから、今日はそっち。今日はうち。
そんな感じでほとんど、一緒に眠る。

同じベッドに入ってても、深く触れ合う日はごくわずか。
ただただ一緒にくっついて眠る。
暑い、熱い、言いながら、
それでも抱き合って眠る。

時々聞かれる。
「おれといてしあわせ?」って。
答えを何度伝えても、不安な目をさせてしまうのは、
私が誠意を見せないからだよね。
また、繰り返すんじゃないかと、不安なんだよね。
…男の人の泣きそうな顔なんて、私が原因でさせたくなかったな。
自意識過剰なんかではなく、純粋に思う。

こないだは、「おれのどこがすき?」って聞かれ、
うまく答えられなかったら、すねてしまった。
そのときの私は、また泣いた。
申し訳なくって泣いたよ。

言えないわけじゃないんだよ。
でもね、言葉にしたら、嘘っぽくなってしまう。
うすっぺらな表現しかできない。
だから、口をつぐんだの。
そうしたら、「言えないんだ?」って、また泣きそうな目をさせてしまった。


何度も思う。そういうとき、何度も。
「繋がる」ことを。


繋がることをあきらめないってこと。
それを思い出す。
私は、自分の気持ちを、
言葉にしなくちゃいけない。
それをがんばらなくちゃ。

今は一緒にいたい、大事な人だよ。


…口にしたら、価値が薄れるから、
今はまだ、言わないけどね。


そんな気持ちだよ。
君がしらない、この場所で。歌うよ。
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by resounding | 2008-06-28 20:37 | Love

Hana*(はななめこ) と申します。好きなものを。


by Hana*